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1 湛然 ★ :2018/09/19(水) 05:06:19.38 ID:CAP_USER9.net

2018年09月19日
北川悦吏子:朝ドラは「精神的拷問」 もう一字も書きたくない!?

 永野芽郁さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「半分、青い。」の放送も残すところあとわずかとなった。左耳の失聴にはじまり、マンガ家デビューするも挫折、結婚・出産・離婚、“おひとりさまメーカー”への転身と、まるでジェットコースターのように浮き沈みの激しい人生を送ってきたヒロインの楡野鈴愛(にれの・すずめ)の生みの親といえば、ご存じ脚本家の北川悦吏子さんだ。同作の執筆中に2度の入院を経験と、鈴愛同様、紆余(うよ)曲折を経て、物語を書き終えた現在の心境は? 「『あしたのジョー』の最後のように、真っ白な灰になった気分」といい、その過酷さを「恐れずに本当のこと言うと、精神的拷問」とも表現する北川さんに、話を聞いた。

 ◇どんどんと追い詰められていくのが本当に苦しくて

 “恋愛ドラマの神様”の異名を持ち、「愛していると言ってくれ」(TBS系、1995年)、「ロングバケーション」(フジテレビ系、96年)など、数々のヒット作を生み出してきた北川さんにとって、今回が初の朝ドラの執筆となった。

 「書き上げられたのは自分では奇跡」という北川さんは、それでも「今まで15分を156回という枠組みで物語を書いたことがなかったので、そこが一番、興味を引かれた部分。クリエーター心を刺激されて、どんどん新しい技を編み出していく楽しみがあった」と振り返る。

 北川さんいわく、1話分を執筆するのに与えられた猶予は「3日」。1話書き終えても、その3日後には次の締め切りがやってくるという、気の抜けない日々の中でも、「1話に1回は面白いこと、ハッとする展開、セリフなどを入れ込みたい」との一心で格闘を続けた。

 「今までアイデアが浮かんだから、今度も浮かぶに違いないって、自分を信じるしかなかったんですけど……。3日あるうち1日目、2日目とどんどんと追い詰められていくのが、本当に苦しくて。毎回ゼロからのスタートなので、ドラマの中の鈴愛ちゃんのように甘いものをガーっと食べて。そうすると頭の中が働き出し、何とか書き終えると、もう次が始まるの繰り返し。気がつくと8キロ太っていました」と話すなど、精神的、肉体的にもその過酷さは常人には想像の及ばないものだったようだ。

 ◇どこまで才能があるのか毎日試されているんだって思っていた

 「『あしたのジョー』の最後のように、真っ白な灰になった気分」とはまさに言い得て妙。北川さんは「恐れずに本当のことを言うと、朝ドラって精神的拷問だなって。これはどこかでクラッシュしてもおかしくはないと思っていました」と今だから話せる本音も。

 「どこかで自分なりに気を抜いてしまえばいいんでしょうけど、1話に1回は面白いこと、見せ場、もしくはハッとする展開などを入れ込みたいっていうのがあって。朝ドラは1話15分の中でいろいろな技が試せるので、楽しいは楽しいんでしょうけど、とにかく3日に1本を書く大変さは尋常ではなかった。クリエーターとして私は本当に自分を試されているんだなって。どこまで才能があるのか、毎日試されているんだって思っていました」としみじみと振り返っている。


(>>2以降につづく)


NHKの連続テレビ小説「半分、青い。」の脚本を手掛けた北川悦吏子さん 撮影/萩庭桂太

(出典 storage.mantan-web.jp)


https://mantan-web.jp/article/20180918dog00m200049000c.html


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